ご家族のみなさまへ
ご本人を尊重した支援を
このたびはグループホーム友の公式サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。ご家族のみなさまがご本人のより良い生活やこれからの将来のことを考え、新たに住む場所を探すということは、とても勇気のいることなのではないかと思います。
ご本人の長所をはじめ、好きなこと、得意なことを一番よく知っていらっしゃるご家族だからこそ感じる課題や今後の不安も一方ではお持ちなのではないでしょうか。
グループホーム友では、従来の入所施設とは異なる自由度の高い地域でのくらしを目指し、みなさまにかわってご本人の生活と成長を見守ります。
ご本人とご家族のみなさまのすべてのご要望にお応えできるとは考えておりませんが、入居の事前はもちろん、入居後にも連絡を密に取り合い、ご本人を尊重した支援をさせていただきます。
関係機関のみなさまへ
重度障害者の地域でのくらしを一緒に実現しませんか
グループホーム友は、重度の(知的・精神)障害をもつ人を対象とした共同生活の場であると同時に、施設や病院ではなく地域でのくらしを実現する場でもあります。
中度から重度の障害をもつ人(障害支援区分3~5)が地域でくらす受け皿が不足していると実感してきた私達は、「重度の障害をもつ人を地域で受け入れる」という覚悟をもち、内外部での研修を重ね、ASD(自閉症スペクトラム障害)の障害特性などを職員全員で学んできました。
また、ご本人の「できそうなこと」「できにくいこと」を入居前にアセスメントし、体験泊を通じて得られた情報とあわせて関係機関のみなさまと共有し、ご本人と受け入れる私達自身の課題を確認していくことで、発語がないなどコミュニケーションをとることが難しい人であっても見通しをもって日常生活を送り、「支援される部分」が少なくなり「できる部分」が増えるように支援します。
グループホーム友の「成長をあきらめない」支援には関係機関のみなさまのご理解とご協力が欠かせません。重度の障害をもっている人が地域でのくらしを実現できるよう連携の強化をお願いいたします。
[2018年2月1日現在の入居状況]
男性20名、24歳~73歳(平均年齢44歳)
障害支援区分 4(4名)、5(10名)、6(6名)
女性4名、35歳~55歳(平均年齢43歳)
障害支援区分 2(1名)、3(1名)、4(2名)