癒やしの空間を作り出すお部屋作り ~重度知的障がい者グループホームにて~
最近は梅雨らしい日が多く、少し体の疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。ただ、梅雨の恵みか、所々に咲いているアジサイの花がそんな疲れた体に癒やしを与えてくれているように感じます。
こんにちは。グループホーム友の職員の成瀬です。
今回はグループホーム友にお住まいの2名の利用者様のお部屋について、お二人に許可をいただいてご紹介いたします。
1人目のお部屋は
とてもきれいですね。
ベット、タンス、テレビと、生活に必要な物だけを配置した、とてもシンプルなお部屋です。
私も見習いたいものです(汗;)
このお部屋にお住まいの方は、よく、ベットに横になり、テレビを鑑賞されています。
友に入居するにあたり、激しい自傷行為がある方とうかがっていましたが、入居して早4ヶ月、幸いなことに1度も友で激しい自傷行為は見られません。
「お部屋の環境が、ご本人にあっているのかな。癒やしの空間なのか。」と感じます。
2人目のお部屋は
えっ!?布団しかない!?
このお部屋にお住まいの方は、寝具だけご自分の空間に置きたいようです。
あわせて、部屋の各所にあるコンセントカバー等も、ご本人の意向で取り外しました。
このような取り組みを行い、タオルケットや毛布にくるまり、ゆったりとした時間を過ごされています。
「余計な物は一切置かず、寝具だけあることが、この方の癒やしなのかな。」と感じます。
ちなみに、生活に必要な物は、スタッフルームでお預かりしています。
必要な時にご本人へお渡しすることで、落ち着いて生活されています。
私自身、「部屋はその人の心をあらわしている」という言葉を、学生の頃に教わりました。
グループホーム友にお住まいの利用者様も、お一人お一人、その方の心があらわれるように感じます。
グループホーム友では、重度知的障がいの方、お一人お一人に合わせた環境作りに、積極的に取り組んでいます。
ブログをみて少しでも、ご興味やご関心を頂けましたら、是非ご見学に足を運んでいただければ幸いです。
まずはお電話でのご連絡お待ちしております。
お気軽にご連絡ください。