どんな支援が合ってるの?
こんにちは。世話人の岩崎です。
今年は計測史上もっとも早く春一番が吹きました。
春らしい日が多くなってウキウキしますね。
岩崎はこのブログ、初投稿です。
そっちの意味でもウキウキしています。
さて、今回は利用者様の支援についてお話していきます。
~動きのすばやい利用者様~
グループホーム友のなかでも一番新しい入居者のA様。
A様はアスリートのようなバネの持ち主。
運動神経抜群で、とても多動です。
そして、食べることが大好きです。
ときにはその素早い動きで他人の物も食べてしまいます。
「お部屋」「ごはん」「お風呂」「ハミガキ」など、かんたんな単語は理解できます。
ただ、自他の区別が難しく、目の前にある食べ物を我慢することはとても難しいようです。
でも、さすがに他人のものまで食べてしまう事を許容することはできません。
「どうすれば自分と他人のものを区別してもらえるのか?」
「どうしたら人のものを盗って食べないようになるのか?」
いろいろ考えてしまいます。
ただ、考えているだけでは答えは出ません。
~まず、やってみる。~
そこで、思いついたアイディアを試してみます。
先ず食席を移動しました。
そして、周りを衝立などで囲いました。
さらに、他の利用者様との食事の時間をずらしました。
刺激を少なくすることで、落ち着いて食事をとってもらうことが目的です。
また、周りに赤色のテープを貼りました。
これは、自他の区別を理解してもらうことが目的です。
赤色のテープはA様の居室にも貼りました。
A様は他の利用者様の居室に出入りして、照明を点けたり消したりします。
A様は色の区別はできます。
赤色のテープが張ってあるところは、自分の居場所というように理解してもらうことが目的です。
気になるA様の反応は・・・・・・?
食事は少しだけ落ち着いて食べられるようになりました。
赤色のテープは?
・・・・・・、まったく反応がありません。
ただ、すぐに効果が出ない場合もあるので、時間をかけて意識してもらおうと思います。
~効果のない支援を潰していく~
支援については、やってみたけど効果が出ない場合もあります。
でも、効果のない支援がわかることは大切です。
そうすることでまた違う支援が試せます。
アイディアを一つひとつ試しながら、時間をかけて一人ひとり利用者様に合った支援をつくっていきます。
グループホーム友では、職員同士のコミュニケーションをとても重視しています。
そんな雰囲気であればこそ、いろんなことを試しながら、より良い支援を見出していけるのだと思います。
随時、見学・
なお、見学時は、マスク、検温、
また、緊急事態宣言が発令されている場合には、見学・
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