足の巻き爪について

こんにちは、グループホーム友の水野です。

残暑が厳しい中、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

グループホーム友の利用者様も体調を崩さずに過ごせているのか、

日々、健康管理に気を付けています。

 

今回は、利用者様の足の巻き爪についてお話します。

 

東京都あきる野市にあるグループホーム友は、障がい者「知的・自閉症」の方々が多く入居しています。

 

はじめは・・・?

利用者様の足指爪周りが一部黒くなっていたのを発見したのが始まりです。

出血はしていませんでしたが、少し腫れていました。

看護師に確認してもらい巻き爪が原因かもしれない。

一度皮膚科へ通院した方が良いと助言されました。

他利用者様が以前にも同じような状態があり、悪化するまえに通院予約をしました。

 

皮膚科へ通院

利用者様を連れて皮膚科へ通院しました。

医師に診察してもらうと、やはり巻き爪が原因で足指周りが黒く膨らんでいるとのこと。

患部を窒素で処置してもらい、来週また通院して欲しいとのこと。

以前の他利用者様も、4か月程通院して完治したので同じぐらいの通院が必要なのかなとこの時の私は甘く見ていました(´;ω;`)ウゥゥ

 

通院後

利用者様に、入浴後・翌朝に患部へ塗布薬と保護するためにガーゼを巻きました。

ですが、ここで問題発生。

この利用者様は、肌に付くものを嫌がり外してしまう特性があります。

対策として、この状態はして欲しくない状態の写真を撮り、ガーゼをした後に必ず利用者様に見てもらい確認してもらいました。

それでもガーゼを取ってしまう事がありましたが、日に日にガーゼを取ることが少なくなっていき安心しました。

 

レーザー治療へ

毎週通院へ行きましたが、状態が良くなりませんでした。

そして気づけば3ヶ月経過してしまいました。

医師からレーザー治療を勧められ、15分程の手術になると説明をされました。

利用者様のご家族に水野が相談して、レーザー治療をしてもらうことになりました。

レーザー治療後、一時は良くなりましたが、また爪周りに肉芽ができて状態が良くなりません(><)

当初、水野が予想していた4ヶ月を越えました・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

通院は続く!

レーザー治療後も通院は続きました(年末年始・ゴールデンウィーク・お盆時は皮膚科が休みなので行けませんでしたが)

令和5年初めにはレーザー治療ではない手術の話しもありました。

ですが手術後、出血を止めるためにガーゼや包帯を1日取らない状態が条件です。

保護のガーゼを取らないようになってきていますが完全ではありません。時折、取ってしまう事があります。

試しに皮膚科で窒素処置後、包帯を巻いてもらいましたが取ってしまいました。やはり、包帯を巻き続けるのはハードルが高いようです。安全面を配慮して手術はしないと決まりました。

 

そして・・・!

令和5年8月、3回目のレーザー治療をしました。

そして医師から、今年初めに話した手術ができないかとの相談がありました。

ご家族と相談して、次の通院時にご家族も含めて医師と直接相談することに決まりました。

そしてご家族と一緒に病院で待ち合わせをして、いざ診察室へ!

 

あれ? 今までと違う

足の患部に貼ってあるガーゼを取り状態を確認。

あれ・・・、今まではレーザー治療後1週間経過すると、爪周りが少し腫れあがっていたのですが・・・!

今回は違う!!!

爪周りも腫れてなく、なんかいい状態っぽくなっている??

医師・ご家族・水野と話し合い、手術はしないで経過観察をする事が決定しました。

そして、翌週も良い状態だったので、塗布薬とガーゼはしないで経過観察の指示がありました。

また翌週、そのまま良い状態が継続されていました( ^)o(^ )。

そして医師から、完治までは言えないが通院終了を言われたのです。

気付けば、当初推測していた4ヶ月は過ぎ、1年4ヶ月程かかりました。

何が原因で良い状態が継続されているのかは、医師も分からないとのことですが、これからも経過観察をしていきます。

 

今回は長文になってしまい最後まで読んでいただけた方、ありがとうございます。

最後に、窒素処置やレーザー治療等の痛みに耐えた利用者様が一番頑張ったと感じました!

 

 

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